ボルボ・カーズ:新次元のコネクティビティを実現

ボルボ・カーズ社の世界最先端のコネクテッドカーは、どのように誕生したのか?

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ポイント

背景

ボルボ・カーズ社は、自動車オーナーの生活をより便利で豊かにするイノベーションの実現に向けて、確固たる取り組みを続けてきました。同社はTelenor Connexionと業務提携を結ぶことで、Volvoオンコール(VOC)サービスによるコネクティビティを導入。この定額制サービスにより、オーナーはアプリを利用して自分の車と常に連絡を取り合えるようになりました。

Telenor Connexionは設立当初からボルボ・カーズ社と業務提携を結び、Volvoオンコールサービスの開始準備を進めてきました。当時すでにボルボは安全性に関する高い評価を得ていたため、Volvoオンコールはスウェーデンに拠点を置き、ボルボの安全性に関する諸機能を統合するサービスとしてスタートしました。

ただし、VOCサービスの開始当初、ディーラーはVOCへの関心が自動車の購入動機となるほど高まっていないことに気付きました。当時はまだ、自動車市場の中でスマートコネクティビティを受け入れる準備が整っていなかったのです。

挑戦

モバイルテクノロジーの進歩とともに、ボルボ・カーズ社はエキサイティングな新技術の導入を進め、オーナーと自動車の絆を強めてきました。画期的なVOCアプリの登場はその延長線上にあり、ボルボ車のオーナーは暖かい自宅にいながらにして、遠隔操作で車の暖房を入れることができるようになりました。もはや、寒い戸外へわざわざ出てエンジンをかける必要がなくなったのです。寒い冬の朝、運転前にシートを温めておける機能が魅力的であることは言うまでもありません。その結果、ボルボの売上は急上昇し、VOCサービスは圧倒的な成功に向けて走り出しました。

ソリューション

VOCアプリによって、車のさまざまな機能を遠隔から確認・操作できます。VOCには緊急時のアシスタント機能なども統合されています。またVOCは、3G / 4G回線で車をインターネットに接続することも可能です。

成果

VOCはサービスの開始直後こそ、あまり目立たない存在でしたが、今や多くの国で導入され、高く評価されています。

ボルボ・カーズ社では、自動車にSIMカードを搭載することで、アプリによるサービス利用料に加えて、ディーラーの売上増も実現しました。その一例として、各自動車の診断データを収集し、ボルボ・カーズ側からタイミングよくオーナーに連絡を取り、アフターサービスや点検を提案できるようになったことが挙げられます。

音楽ストリーミング配信やWi-Fiのような機能も導入されました。また、VOCはクラウドソーシングによって天気や交通情報、運転者の安全性に関する情報をリアルタイムで提供します。その基盤を提供しているのがコネクティビティです。

Telenor Connexionとボルボ・カーズ社は、世界中に広がるボルボ・オーナーのコネクティビティ実現に向けて、強力な連携を推進しています。これはすべての人にとってウィン・ウィンの関係です。車のオーナーは従来よりもさらに充実した機能や快適さ、安全性を手に入れました。またボルボ側も、この付加価値の高いサービスの導入によって売上増と市場への浸透、ブランド資産価値、顧客ロイヤルティの向上を実現したのです。

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